お仕事で2級ボイラー技士の試験を受けるように会社から言われている方も多いと思います。
しかし、試験対策を始めるにあたり、
- どのように勉強するのが効率的なの?
- 勉強時間はどのくらい必要?
- できるだけお金をかけずに合格したい
- 参考書はどれが良い?
などが気になるかと思います。
私はこれから紹介する方法で試験勉強をして、独学で一発合格することができました。
本記事では、独学で一発合格するための勉強方法、勉強時間、おすすめの参考書テキスト等をご紹介します。
これから勉強を始める方は必見です!
2級ボイラー技士について
試験科目
2級ボイラー技士の試験科目は下記の4つあります。
- ボイラーの構造に関する知識
- ボイラーの取扱いに関する知識
- 燃料および燃焼に関する知識
- 関係法令
出題形式
試験はマークシート方式で5択問題
試験時間
試験時間は3時間。
すごく長いですが、覚えているかいないかの勝負なので、1時間程度あれば、一通り問題を終わらせることができると思いますので、あまり身構える必要はありません。
合格基準
各試験科目ごとに合格最低点が40%以上、4科目合計で60%以上正当する必要があります。
勉強時間は40~50時間
合格するために必要な勉強時間は40~50時間を見込んでおくと良いです。
試験勉強開始は試験の1か月~3週間前で十分です。(逆に勉強期間を長く設けすぎると、長期間記憶を維持する必要があり、その方が大変です。)
どんなスケジュールで進めればよいかは後述します。
おすすめの参考書テキスト
私はユーキャンで出版されている”ユーキャンのボイラー技士2級過去問8回徹底解説“の1冊のみで勉強し、一発合格することができました。(テキストは何冊も買う必要はなく、本書のみで十分合格できます。)
おすすめポイントとしては、以下のとおりです。
- おすすめポイント① 過去問8回分が収録
- おすすめポイント② 頻出問題のまとめページがある
- おすすめポイント③ 図を用いた解説付き
おすすめポイント① 過去問8回分が収録
本書では、過去問8回分が収録されており、試験対策としては十分な量の問題が収録されております。
2級ボイラー技士は、出題問題のほとんどが、過去に似たような問題が出題されております。
そのため、過去問過去問8回分を全て解けるようになれば、間違いなく合格できます。
おすすめポイント② 頻出問題のまとめページがある
本書では、下図のように頻出問題について、わかりやすく簡潔にまとめられており、試験勉強を始める一番最初に目を通すことで、各科目どういった問題が出るかのイメージをつけることができます。
実際に、この頻出問題のまとめページから出題されますので、一番最初に抑えておきたいポイントです。
おすすめポイント③ 図を用いた解説付き
文章のみでは理解が難しい問題に対しては、下の写真のように、図を用いた解説がされているので、非常に覚えやすくなっております。
なお、テキストは必ず最新年度版を選びましょう。
理由としては、近年、問題傾向が少し変わっている箇所もあり、古い年度のものだと、それらに対応できません。
少しでも合格する可能性を上げるためにも、最新版を購入しましょう!
勉強方法について
基本的には過去問をひたすら勉強
先ほど、記載したとおり、2級ボイラー技士は全て暗記科目で、過去問をひたすら勉強することが合格への一番の近道です。
理由としては、試験で出題される問題は、ほとんど過去問で一度出題されている問題が出るためです。
そのため、おすすめした過去問テキスト一冊分の問題を解くことができれば、合格できます。
勉強の手順としては以下の手順で実施しました。
1.”ボイラーの構造に関する知識”の頻出問題を読んだ後、過去問3回分を2周
2.”ボイラの取扱いに関する知識”の頻出問題を読んだ後、過去問3回分実施を2周
3.”燃料及び燃焼に関する知識”の頻出問題を読んだ後、過去問3回分実施を2周
4.”関連法令”の頻出問題を読んだ後、過去問3回分実施を2周
5.上記4科目 過去問5回分実施を2周
6.過去問全8回分を実施
なぜ、序盤に過去問3回分にしたかと言いますと、回数が少ないと、記憶の定着が薄くなり、別の科目を勉強すると、前の科目のことを忘れてしまいます。
逆に回数を増やすと科目ごとの時間が長く空くことによって忘れてしまうことと、次の科目に早く行くべきでは、という不安感が生まれることもあり、3回分を解いて次に行くのが一番ちょうど良いです。
1日10分でも良いので、毎日勉強時間を取る
人間は忘れる生き物です。
日を空けてやるより、記憶の定着度が圧倒的に違いますし、結果的に勉強時間が少なくて済みます。
毎日忙しい日をお過ごしかと思いますが、少しの時間でもいいので、毎日勉強することを心掛けましょう。(継続は力なり!)
不正解した箇所は必ず解説を読み込む
過去問で間違えた箇所は必ず解説を読み込み、なぜ間違えたかを確認しましょう。
一度正解した問題は、次回もおおむね正解することができますが、1回間違えた問題は繰り返し、間違えやすい傾向にあります。
間違えた問題が出た場合は、その日のうちに、もう一回問題を解くことでしっかりと記憶に残すことができます。
最後に
この記事では、2級ボイラー技士に独学で一発合格するための勉強法や勉強時間、おすすめの参考書テキストについて解説しました。
2級ボイラー技士の勉強時間は50時間程度確保し、試験1か月前から毎日少しずつ、過去問を勉強すれば、合格することが可能です。
勉強時間を確保するのは、大変かと思いますが頑張ってください!
これから勉強される方のお役に立てれば幸いです。
記事を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
にほんブログ村
もし、少しでも、面白かった!、参考になった!と感じていただけましたら、上のバナーをクリックしてブログランキングの上位になるための応援をお願いします!
あなたのクリックが私の励みになりますので、よろしくお願いいたします!